アイデンティティ
次男が実家を出ていき夫婦二人になって考えたこと。
出産前の自分を思い出してみた。気の合う夫と結婚したことで、居心地の悪かった実家を出られることに喜びを感じていた。インテリアにこだわり,好きなように部屋をしつらえる。好きな料理を作って気楽な仕事をし、休みの日はバイクでツーリング。自然の中を走るのが大好き。一人でも寂しくないしむしろ落ち着いていた。出産直後だってある面では自分のこだわりを曲げず、「子供がいるからといってキャラクターを置いたりコミカルなインテリアにしたくない」などこだわりを持っていた。
このころは自分の信念中心のアイデンティティを持っていた気がする。
だが、子供が成長するにつれ優秀な子にしたくて教材・塾・習い事に興味が移り、これらが中心の生活に変わっていく。小学校から大学まで時期に合わせて選択し続けていった。
それと同時に自分のキャリアも継続させ、正社員転職も複数回。フルタイムなのであまり衣食住は細やかでなかったと思うが人並みにはやってきたつもり。
子供がうまれてから次男が実家をでて、子育て終了の実感がわいた。その間25年。
出産前に持っていたアイデンティティはすっかりなくなって、子供中心の、常にそこに頭を置く生活が25年続いたわけだ。なのでその対象がなくなりぽっかりと心に穴が開いたら、いったい自分とは何なんだろうと思うに至った。無理もないよ、25年もやってきたことだもの。
これまでの自分の本質を継続させたまま、新たなアイデンティティを見出して、ぶれない自分になっていきたい。
外的要因により感情が揺さぶられるような毎日を過ごしたいとは思わない。興味のあるいろいろなことを試して、その中から自分に合ったものを選択していこう。主体的になろう。


